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日本人は思想したか

吉本隆明, 梅原猛, 中沢新一著

(新潮文庫, よ-20-1)

新潮社, 1999.1

タイトル読み

ニホンジン ワ シソウ シタカ

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内容説明・目次

内容説明

縄文人と弥生人、反目から共存への図式。「あいだ」の表現としての歌。城壁なき律令国家の誕生。仏教変容の宇宙的規模。「近代の超克」は、更なる超克へ…。極東のこの島国で連綿と演じられてきた精神のドラマ。その独自性と真価を、広く世界をも見すえつつ徹底検証する。常に時代と切りむすんできた三知性が集い、火花を散らした全記録。五つの鼎談が今、価値大転換期の混迷を照らす。

目次

  • 1 日本人の「思想」の土台(「日本思想」という言葉の意味;ヘーゲル的な国家観への抵抗 ほか)
  • 2 日本人の「思想」の形成(ギリシャ思想と日本思想のはじまり;行基の重要な役割 ほか)
  • 3 歌と物語による「思想」(和歌の発生について;『古事記』は歌物語 ほか)
  • 4 地下水脈からの日本宗教(「毛坊主」の系譜;親鸞は聖徳太子の生まれ変わりか ほか)
  • 5 「近代の超克」から「現代の超克」へ(京都学派による哲学の誕生;「近代の超克」の影響力 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA39125314
  • ISBN
    • 4101289212
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    343p
  • 大きさ
    16cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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