漱石という思想の力
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漱石という思想の力
朝文社, 1998.11
- タイトル読み
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ソウセキ ト イウ シソウ ノ チカラ
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内容説明・目次
内容説明
漱石的「平衡」—とは、芥川龍之介以来幾度か指摘のあることであった。芥川の語るそれは静けさと危うさに満ちている。しかし果して本当にそうなのか?その平衡を可能にしている「力」の源泉を漱石の評論に探る。
目次
- 『彼岸過迄』考
- 『行人』論—空洞をめぐる言説
- 『心』への疑い—呪縛の言説
- 『道草』小考—その比喩
- 『明暗』の演劇的時空—力の発揮とイデオロギー上演の場
- 漱石の「政治」
- 漱石と戦争・序説
- 漱石の評論について
- 補完のために
「BOOKデータベース」 より