ヴァーグナー家の人々 : 30年代バイロイトとナチズム
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ヴァーグナー家の人々 : 30年代バイロイトとナチズム
(中公文庫, し-34-1)
中央公論社, 1999.1
- タイトル読み
-
ヴァーグナーケ ノ ヒトビト : 30ネンダイ バイロイト ト ナチズム
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内容説明・目次
内容説明
後期ドイツ・ロマン派音楽の巨匠リヒャルト・ヴァーグナーの遺志を継いで、バイロイト音楽祭で壮大な楽音を響かせ続けてきたヴァーグナー家の人々は、ナチズムの圧倒的勝利という時代の流れのなかで離散するが、義娘ヴィニフレッドのみが総統ヒットラーと盟約し、バイロイト劇場はナチスの聖地となる。現代における政治と芸術の相剋を描く、ドイツ音楽の裏面史。
目次
- 1 バイロイトへの遥かな思い
- 2 コージマからヴィニフレッドへ
- 3 王位簒奪者の苦慮
- 4 大衆政治と芸術
- 5 夏の臨時首都バイロイト
- 6 バイロイトの聖地化
- 7 栄光のバイロイト
- 8 戦時のバイロイト
- 9 ヴィーラント時代の開幕
- 10 華やぐ聴衆の擡頭
- 11 百年祭を迎えたバイロイト
「BOOKデータベース」 より