書誌事項

日本の社会保障

広井良典著

(岩波新書, 新赤版 598)

岩波書店, 1999.1

タイトル読み

ニホン ノ シャカイ ホショウ

注記

主要参考文献: 巻末p1-4

内容説明・目次

内容説明

少子・高齢化の進行や経済の低成長に伴って、社会保障の今後が問われている。医療、年金、福祉など個別分野ごとの課題を明確にしつつ、その全体像をとらえる必要がある。原理に溯って考えるために歴史的な展開を検証しながら、二一世紀の福祉国家の姿に迫るグローバルな視点を提出し、「公私の役割分担」を中心に、改革の方向性を提示する。

目次

  • 第1章 福祉国家の生成と展開(福祉国家の歴史的展開;福祉国家の現在—そのモデル・経済との関係・持続可能性)
  • 第2章 日本の社会保障—その軌跡と問題点(日本の社会保障の特徴と評価—経済システムの進化と社会保障;日本の医療・年金・福祉の特徴と問題点)
  • 第3章 社会保障を考える視点(市場と政府—経済学的視点;リスク・情報・規範—倫理学的視点 ほか)
  • 第4章 これからの社会保障—理念・選択肢・方向(社会保障とはそもそも何か;社会保障制度改革の選択肢と方向)

「BOOKデータベース」 より

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