海峡に立つ人 : 金達寿の文学と生涯
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海峡に立つ人 : 金達寿の文学と生涯
批評社, 1998.12
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カイキョウ ニ タツ ヒト : キム タルス ノ ブンガク ト ショウガイ
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金達寿著作目録:p163〜230 金達寿関係文献および研究文献目録:p231〜241 金達寿自筆年譜稿:p242〜279
Description and Table of Contents
Description
金達寿は、日本人には見えにくい日本人の肖像をのこした。自分の作品を日本人に読んでほしいと彼は思っていた。その見方は、初期の作品「位置」「ごみ」「後裔の街」にどのようにしてつちかわれ、晩年にいたるまでどのように作者自身を同時代の動きの中で支えつづけたか。伝記家崔孝先は、たしかな考証をかさねて、金達寿七十六年の生涯と作品をあとづける。
Table of Contents
- 1 金達寿文学の三つの流れ
- 2 初期活動の中から—文学的萌芽から初期作品群まで
- 3 中期活動の中から—同胞“組織”との関係
- 4 後期活動の中から—在日朝鮮人作家としての立場
- 5 在日朝鮮人文学の現状—李恢成、つかこうへい、伊集院静、鷺沢萌、柳美里など
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