「辺境」カナダの文学 : 創造する翻訳空間
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書誌事項
「辺境」カナダの文学 : 創造する翻訳空間
彩流社, 1999.2
- タイトル別名
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辺境カナダの文学 : 創造する翻訳空間
- タイトル読み
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ヘンキョウ カナダ ノ ブンガク : ソウゾウスル ホンヤク クウカン
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注記
参考文献: 巻末pviii-xv
内容説明・目次
内容説明
「普遍」の名のもとでの支配的な文化規範に挑戦する「辺境」カナダの文学。ジェンダー、人種、国籍、テクストの絶対性を疑い、書き換えることは、新しい文化/文学創造につながる。
目次
- 序章 抵抗/創作の手法としての翻訳
- 1章 翻訳者の二重の声—『スザナ・ムーディーの日記』における翻訳のメタファー
- 2章 語りの手法としての翻訳—ニコル・ブロサールの『藤色の砂漠』
- 3章 開かれたテクスト—ダフニ・マーラットの『歴史上のアナ』
- 4章 浮遊する身体的記憶の物語—ダフニ・マーラットの『とらわれて』
- 5章 アジア系カナダ人女性の終わりのない物語—ヒロミ・ゴトーとスカイ・リー
- 6章 錬金術としての喜劇—『おやすみデズデモーナ(おはようジュリエット)』
- 7章 『イギリス人の患者』の流動する世界
- 8章 「彼」でもなく「彼女」でもなく—『ドライ・リップスはカプスカシングに移らにゃならん』における解体されるジェンダー
- 終章 カナダと翻訳
「BOOKデータベース」 より