軍師と家老 : ナンバー2の研究
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書誌事項
軍師と家老 : ナンバー2の研究
(中公文庫, す-17-4)
中央公論新社, 1999.2
- タイトル別名
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軍師と家老 : ナンバー2の研究
- タイトル読み
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グンシ ト カロウ : ナンバー 2 ノ ケンキュウ
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内容説明・目次
内容説明
トップの陰には常にそれを支えるナンバー2、つまり補佐役がいた。藤原鎌足・北条政子・足利直義・竹中重治・直江兼続・松平信綱・大石良雄・井伊直弼・土方歳三・西郷隆盛…。側近、軍師、家老など、古代から江戸まで、歴史を動かしたナンバー2たちの生き様と時代的役割を明らかにする。
目次
- 古代・中世の側近(藤原鎌足—功を驕らず黒幕に徹し、大樹に絡みつく賢明な生き方;梶原景時—周囲からの総スカンは覚悟の上、トップの手は汚させぬ心得 ほか)
- 戦国の参謀(山本勘介—五十過ぎての中途入社、たちまちトップの懐刀に;小早川隆景—本家の支えを生き甲斐にした、吉川・小早川の毛利の両川 ほか)
- 幕閣の実力者(本多正信—トップとの密着度が頼り、根無し草の側近の悲劇;柳生宗矩—一介の剣豪を大名に押し上げた、情報のネットワークの重要さ ほか)
- 江戸の家老群像(成瀬正成—本社エリートから、あえて子会社重役に出向;栗山利章—二代目と折り合わぬ重臣が、意を決しての内部告発 ほか)
- 幕末の補佐役(西郷隆盛—斉彬の側近から岩倉の黒幕へ、維新回天の大事業達成;後藤象二郎—大政奉還を演出しながら、薩長の謀略に敗れた土佐藩執政 ほか)
「BOOKデータベース」 より