13歳論 : 子どもと大人の「境界」はどこにあるのか
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13歳論 : 子どもと大人の「境界」はどこにあるのか
洋泉社, 1999.2
- タイトル読み
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13サイロン : コドモ ト オトナ ノ キョウカイ ワ ドコ ニ アル ノカ
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内容説明・目次
内容説明
なぜ「13歳」は変わり目になるのか?「人類史的な視野」で見るなら、「13歳」は、親とおさらばし、剣を取って闘うことが求められ、性として生きることを求められる年として自覚されていた。現在の子どもたちの逸脱行動を管理教育の問題や家庭のしつけ、「思春期」の病理という心理学的な発想で捉えきるのではなく、もっと深い人類史的な視点から「13歳問題」に迫る画期的試み。
目次
- 第1部 「13歳」の物語史(「13歳」の発見—『午後の曳航』;「命」を張る—「安寿と厨子王」考;「二股を掛ける」ことへの目覚め—『たけくらべ』;言いなりになるということ—『少年』『小さな王国』 ほか)
- 第2部 はじまりとしての「13歳」(13歳の力;来るべき「大人」のイメージのほうへ;10歳の悲しみ;「酒鬼薔薇聖斗」論;いじめについて)
「BOOKデータベース」 より