治療としての会話 : ヘイリーの心理療法コンサルテーション
著者
書誌事項
治療としての会話 : ヘイリーの心理療法コンサルテーション
金剛出版, 1999.2
- タイトル別名
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Conversations on therapy : popular problems and uncommon solutions
- タイトル読み
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チリョウ トシテノ カイワ : ヘイリー ノ シンリ リョウホウ コンサルテーション
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注記
参考文献: p220-221
内容説明・目次
内容説明
ヘイリーは、戦略派の家族療法家として、またミルトン・エリクソンの卓越した心理療法を現在に伝える第一人者として著名な臨床家である。本書には、ヘイリーとその弟子グローブによる治療的コンサルテーションとライブ・スーパービジョンの記録—ケースの全体像の提示から、家族の問題に対する記述、ヘイリーとのコンサルテーションの逐語録、フォロー・アップの結果、理論的根拠のためのディスカッションが記載されている。家庭内暴力、浮気などの夫婦間の問題、子どもの虐待、多重人格等、取り上げられているケースの多くが、今日のアメリカや日本の抱える家庭と社会の問題を含んだ困難ケースである。具体的なケースで治療者が行き詰まりを感じたとき、それをどのように考え、どのような治療場面として設定し直し、どのような言葉を用いて治療を進め、適切な変化を促していくのか、読者は現実のケースのもつ迫力に圧倒され、そしてヘイリーとグローブの問題解決に向けた豊かな着想に魅了されることだろう。
目次
- 第1章 父親をエンパワーする
- 第2章 夫婦の協約
- 第3章 暴力—バタード・ワイフ
- 第4章 浮気
- 第5章 虐待
「BOOKデータベース」 より