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ふき

斎藤隆介作 ; 滝平二郎絵

(えほん・ハートランド, 23)

岩崎書店, 1998.11

Title Transcription

フキ

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Description and Table of Contents

Description

ふきのおとうは、木こりの名人だ。おとうが、しごとをしている最中はだいば山の大男・大太郎と、せっせっせをしたり、のしろの町の話をして、あそんでいた。あるとき、でんでろ山の青おにが、山をあらしにやってきた。ふきのおとうが、たちむかったが、青おににやられてしまった。ふきは、おとうのかたきの青おにに、たたかいをいどんだ。そのとき、なだれがおきて、ふきは青おにもろとも…。—だから大男の大太郎は、春をまちかねているのに、春がきらいだ。春になってふきのとうが芽をだすと、ふきのことをおもって、なくのをがまんしているんだ。大男がなくのは、みっともないからな。

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Details

  • NCID
    BA40256885
  • ISBN
    • 9784265034536
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    31p
  • Size
    25cm
  • Classification
  • Parent Bibliography ID
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