教育実践の測定研究 : 授業づくり・学級づくりの評価
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教育実践の測定研究 : 授業づくり・学級づくりの評価
東洋館出版社, 1999.3
- タイトル読み
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キョウイク ジッセン ノ ソクテイ ケンキュウ : ジュギョウズクリ ガッキュウズクリ ノ ヒョウカ
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内容説明・目次
内容説明
本書の全体を貫いている考え方は、教育実践が産出するいろいろな現象を可能な部分で計量的に測定しようとするものである。その対象は狭義の「学力」以外の「意識」とか「態度」である。教育実践を方向づけ、かつ評価する教育的概念が昭和40年頃より多く生まれた。たとえば「集団形成」「学級づくり」「学習集団形成」「集団思考」「仲間づくり」など、論理的に整理してみると茫漠として雲の中に隠れてしまうような概念である。十分に定義もされず人によって使い方も異なるそれらの概念を頼りに実践やその評価が行われてきた。著者は、これらの「教育的概念」を操作的に定義することを考えた。因子分析法はそのための方法として採用したものである。
目次
- 1 質問紙法による授業過程の測定(学習集団の形成度;協同と競争;集団思考 ほか)
- 2 組織的観察法による授業の測定(オーバーたちの組織的観察法;授業「お手紙」の分析)
- 3 中学生の学校生活意識の測定(中学生の「向学校性」・「向授業性」;中学生の学校生活充実度)
「BOOKデータベース」 より