アイヌ語とインド・ヨーロッパ祖語 : 語根を比較する The Ainu language and the Indo-European protolanguage : the comparison between roots

書誌事項

アイヌ語とインド・ヨーロッパ祖語 : 語根を比較する = The Ainu language and the Indo-European protolanguage : the comparison between roots

鳴海日出志著

北海道出版企画センター, 1999.2

タイトル別名

The Ainu language and the Indo-European protolanguage : the comparison between roots

タイトル読み

アイヌゴ ト インド ヨーロッパ ソゴ : ゴコン オ ヒカク スル

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注記

参考文献: p302-306

内容説明・目次

内容説明

インドヨーロッパ(印欧)祖語とは5000〜6000年以前に存在したと考えられる言語で、今日の英・独・仏・伊・西・露・ヒンズー語・ペルシャ語等の祖先に当たる言葉である。アイヌ語と、インドヨーロッパ語(例えば英語はそのゲルマン語派の一つ)は、文法(統語法、形態)が違うので同系ではないが、同じ超語族に属するというGreenbarg,Ruhelen等の説が、有能な言語心理学者Pinkerや、有力な人類遺伝学者L.Cavalli−Sforza等により認められ始めている。本書では最新かつ多量の資料を用いて両言語の語根を比較する事により上記仮説が確かなことを示す。

目次

  • 第1章 はじめに(アルタイ諸語との関連;日本古語との関連;オーストロネシア祖語との関連;印欧祖語との関連;遺伝言語学的観点)
  • 第2章 アイヌ語語根と印欧祖語語根との間の照応則(アイヌ語;印欧祖語;母音及び子音の照応)
  • 第3章 アイヌ語語根と印欧祖語語根との間の照応例
  • 付録 北海道地名による本書の解説

「BOOKデータベース」 より

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