解決志向行動療法 : 相談のエッセンスとその展開可能性
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書誌事項
解決志向行動療法 : 相談のエッセンスとその展開可能性
(淑徳大学社会学部研究叢書, 10)
川島書店, 1999.3
- タイトル読み
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カイケツ シコウ コウドウ リョウホウ : ソウダン ノ エッセンス ト ソノ テンカイ カノウセイ
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注記
引用文献: p213-215
内容説明・目次
内容説明
本書の中心的概念は、主に二つある。相談援助における公共性と、“よい将来、すでに、これから…”である。公共性とは、利用者の主訴を援助者が最大限に理解し、その解決に何が効果的なのかを利用者と共有していくことであり、個別的な、一回限りの機会から得られたことを、他の機会についても最大限に援用できるような方策を考えようとすることである。キャッチフレーズの方については、主訴に関する解決が、すでになされてきていることを確認し、その解決がこれからどのように進むかを考えることが、利用者の希望の促進に重要であるとする、解決志向アプローチの考え方を活かしていこうというものである。
目次
- 序章 心理療法統合の流れとソーシャルワークとの連携の模索
- 第1章 解決志向アプローチと行動療法の枠組み
- 第2章 解決志向行動療法の提案
- 第3章 解決につながる思考に関する基礎的調査
- 第4章 解決志向行動療法の実際
- 第5章 解決志向行動療法教育の必要性と方法
- 第6章 解決志向行動療法によるコンサルティング
- 終章 今後の課題と展望
「BOOKデータベース」 より