ヒトラーの防具
著者
書誌事項
ヒトラーの防具
(新潮文庫, は-7-9,
新潮社, 1999.5
- 上巻
- 下巻
- タイトル別名
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総統の防具
- タイトル読み
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ヒトラー ノ ボウグ
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注記
「総統の防具」(日本経済新聞社 1996年刊)の改題
内容説明・目次
- 巻冊次
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上巻 ISBN 9784101288093
内容説明
東西の壁が崩壊したベルリンで、日本の剣道の防具が発見された。「贈ヒトラー閣下」と日本語で書かれ、日本からナチスドイツに贈られたものだという。この意外な贈り物は、国家と戦争に翻弄されたひとりの男の数奇な人生を物語っていた—。1938年、ベルリン駐在武官補佐官となった日独混血の青年、香田光彦がドイツで見たものとは、いったい何だったのか。
- 巻冊次
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下巻 ISBN 9784101288109
内容説明
父の国であるドイツの現実に、次第に幻滅を覚えてゆく香田。ついに成立した日独伊三国軍事同盟も、彼の思い描いた祖国の進路ではなかった。迫害に怯えるユダヤ人女性・ヒルデとの生活にささやかな幸福を見いだしたのも束の間、居合術をヒトラーの前で披露する機会を与えられたことをきっかけに、香田の運命は大きく狂いはじめた…。清冽なヒューマニズムで貫かれた大作ロマン。
「BOOKデータベース」 より