「負の遺産」との取り組み : オーストリア・東西ドイツの戦後比較
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「負の遺産」との取り組み : オーストリア・東西ドイツの戦後比較
三元社, 1999.3
- タイトル別名
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Schwieriges Erbe : der Umgang mit Nationalsozialismus und Antisemitismus in Österreich, der DDR und der Bundesrepublik Deutschland
- タイトル読み
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フ ノ イサン トノ トリクミ : オーストリア トウザイ ドイツ ノ センゴ ヒカク
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内容説明・目次
内容説明
「ヴァルトハイム事件」(86年)以後、ようやく批判的な現代史研究が始まったオーストリア。体制の崩壊、ドイツ統一後の資料検証によりその実像が明らかになり始めた東ドイツ。これら最新の研究成果から、ドイツ語圏三国の過去処理を比較検討した、新たな視点からの戦後史。
目次
- 第1部 政党と団体(「戦争の灰塵のなかから蘇って」—1945年以後におけるオーストリア国民党(¨OVP)のナチズムと反ユダヤ主義との取り組み素描;ドイツ・キリスト教民主同盟(CDU)とナチズム、ホロコースト—ヒトラーは死んで、ウルブリヒトは生きる ほか)
- 第2部 記憶の機構制度化(=記憶を一般に承認された確かな形のものにすること)(オーストリアにおける追悼の場所や日の取扱い;ソビエト占領地区や東ドイツにおける記念碑政策と「水晶の夜」との取り組みについて ほか)
- 第3部 ユダヤ人団体や組織の役割(オーストリアにおけるイスラエル信徒集団の国内政治との関わり;東ドイツの国内政治におけるユダヤ人とユダヤ人協会 ほか)
- 第4部 知識層の世論と政治的な世論(日常、抵抗、ユダヤ人の運命—ソビエト占領地区/初期の東ドイツ文学における第三帝国との取り組みの局面;ドイツの新聞報道にみる「ビットブルク事件」—右派/保守的な解釈と左派/リベラル的な解釈)
「BOOKデータベース」 より