バルチック艦隊 : 日本海海戦までの航跡

書誌事項

バルチック艦隊 : 日本海海戦までの航跡

大江志乃夫著

(中公新書, 1474)

中央公論新社, 1999.5

タイトル読み

バルチック カンタイ : ニホンカイ カイセン マデノ コウセキ

注記

参考文献: p252-256

内容説明・目次

内容説明

内陸の帝国ロシアはバルト海のムルマンスク以外軍港に恵まれなかった。しかも極北の不凍港へは長い鉄道が必要だった。帝国はバルチック艦隊創設とともにシベリア政略を推進、極東への展開を目論むが新興海軍国日本との争いとなる。日露戦争である。要衝旅順を確保すべくバルチック艦隊は長い遠征の末、待ち構えていた日本海軍と衝突し潰滅する。だがこの日本海海戦は、その後の日本海軍に虚構に満ちた海戦伝説を生むことになる。

目次

  • 序章 世界最北の不凍港
  • 1章 北のヴェネチアに君臨したツァーリ
  • 2章 ロシア海軍戦略とシベリア政略
  • 3章 日露戦争と日本海海戦
  • 終章 相手の敗因から学ばなかった日本海軍

「BOOKデータベース」 より

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