宗教学
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宗教学
(新しい教養のすすめ)
昭和堂, 1999.5
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Science of religion
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シュウキョウガク
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参考文献: p268
Description and Table of Contents
Description
宗教は多様な側面をもっている。それは自己の実存に関わるものであるが、しかし単なる内面の事柄ではなく、同時に表現や行為でもある。他者への、あるいは社会への関わりをその内に含む。また死生観や世界観という側面をももつ。そして実際の宗教現象もまた、きわめて多様である。そのように多様な面をもつ宗教を学問の対象にすることは、必ずしも容易ではない。しかしその多面性が、逆にそれをより興味深いものにもしている。本書では、できるだけ多くの方面から光を当て、その興味深さを引き出してみたいと考えた。そのために、各章でそれぞれの観点から宗教がどのように見えるか、どのように捉えられるかをまず概説することを試みた。しかし概観するだけでなく、現代という視点から宗教を見た場合に、重要かつアクチュアルな意味をもつ点について、別に項目を立てて詳しい解説を行うようにした。その点に本書の特徴がある。
Table of Contents
- 序章 宗教学への誘い
- 第1章 宗教哲学の地平
- 第2章 宗教における言葉と行為
- 第3章 宗教体験と心理
- 第4章 宗教的世界観
- 第5章 宗教現象の諸相—「自然葬」をどう考えるか
- 第6章 宗教と政治
- 第7章 宗教と倫理と科学
- 第8章 世界の諸宗教
- 第9章 宗教の現在と行方
- 第10章 宗教学の方法論
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