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江戸の兵学思想

野口武彦著

(中公文庫)

中央公論新社, 1999.5

タイトル読み

エド ノ ヘイガク シソウ

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内容説明・目次

内容説明

平和の到来が兵法から兵学へと転換をうながし、欧米列強の圧迫が近代戦略論への深化をもたらした。林羅山から荻生徂徠を経て吉田松陰に至る、近世思想の知られざる相貌に光をあて、軍事的発想がいかに政治思想と表裏一体であり、背後の国際情勢と連動しているかを検証する。和辻哲郎文化賞受賞作。

目次

  • 序章 「医理」即「軍理」
  • 第1章 兵学的思想とは何か
  • 第2章 危機と泰平の間—林羅山
  • 第3章 軍学から兵学へ—山鹿素行
  • 第4章 歴史思想と兵学—新井白石
  • 第5章 政治と軍事の間—荻生徂徠
  • 第6章 「軍略」と「軍法」—荻生徂徠の『〓録』について
  • 第7章 世界史の中の江戸兵学—頼山陽、林子平、蒲生君平
  • 第8章 兵学の季節としての幕末
  • 第9章 維新前夜の兵学
  • 第10章 危機の兵学と兵学の危機—吉田松陰

「BOOKデータベース」 より

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