明治社会教育思想史研究
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明治社会教育思想史研究
(明治大学人文科学研究所叢書)
学文社, 1999.3
- タイトル読み
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メイジ シャカイ キョウイク シソウシ ケンキュウ
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内容説明・目次
内容説明
本書の対象は、小川利夫氏の時期区分にいう近代日本社会教育思想の「萌芽期」にあたる。本書はその「萌芽期」における社会教育思想の本流におさまりきらぬ「傍流」、あるいは「教育」的意味の「歴史的限定」をはみ出すいわば「広義」の社会教育思想の探索を試みたものである。
目次
- 第1章 「明六社」啓蒙思想の諸相—四つの論争をめぐって
- 第2章 西村茂樹の国民形成論—『徳学講義』を中心に
- 第3章 「虚想」の骨格—敬宇・中村正直の国民形成論
- 第4章 福沢諭吉—啓蒙思想の振幅
- 第5章 国家の構想と「人民」の創出—民権派の所論を中心に
- 第6章 徳富蘇峰と堺利彦—家庭・婦人論の輪郭—『家庭雑誌』の所論を中心に
- 第7章 「自治民育」の思想的重層—井上友一と山崎延吉を中心に
「BOOKデータベース」 より