唯物論と経験批判論
著者
書誌事項
唯物論と経験批判論
(科学的社会主義の古典選書)
新日本出版社, 1999.5-1999.6
- 上
- 下
- タイトル別名
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Материализм и эмпириокритицизм : критические заметки об одной реакционной философии
Materializm i ėmpiriokritit︠s︡izm : kriticheskie zametki ob odnoĭ reakt︠s︡ionnoĭ filosofii
唯物論と経験批判論 : ある反動哲学についての批判的覚え書
- タイトル読み
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ユイブツロン ト ケイケン ヒハンロン
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注記
「新日本文庫」版(上・下, 1979.3-1979.6)の訳文を、「古典選書」版用に改訂. 「新日本文庫」版の書名には, "ある反動哲学についての批判的覚え書" がある
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784406026611
内容説明
思考と存在の関係という哲学の根本問題をめぐる経験批判論との論戦を通じて、反映論、真理論、時間・空間論など、科学的社会主義の認識論を縦横に展開し発展させた古典的労作。上巻には、マッハ主義の観念論的認識論にたいし、物質の根源性、世界の認識可能性、因果問題など、弁証法的唯物論の基本命題を対置し究明した原著第3章までを収録する。
目次
- 序論にかえて 1908年にいく人かの「マルクス主義者」が、また1710年にいく人かの観念論者が、どのように唯物論を反駁したか
- 第1章 経験批判論の認識論と弁証法的唯物論の認識論(感覚と感覚の複合;「世界要素の発見」;原理的同格と「素朴実在論」;自然は人間より以前に存在したか?;人間は脳の助けをかりて考えるか?;マッハとアヴェナリウスの唯我論について;「物自体」、あるいはヴェ・チェルノフがF・エンゲルスを反駁する;「超越」について、あるいはヴェ・バザーロフがエンゲルスを「加工する」 ほか)
- 巻冊次
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下 ISBN 9784406026628
内容説明
経験批判論の認識論的根源を究明するため、20世紀初頭の数々の新発見を前に生じた「物理学の危機」問題に深くわけいり分析した本書は、弁証法的唯物論の立場から、自然科学の新たな前進の展望をもきりひらいた。下巻には原著第4章以降を収め、「自然科学の革命」による哲学上の混乱、史的唯物論と認識論、理論の党派性問題などが論じられる。
目次
- 第4章 経験批判論の戦友および後継者としての哲学的観念論者たち(左からと右からのカント主義の批判;「経験記号論者」ユシケヴィチが「経験批判論者」チェルノフを、どのように嘲笑したか、について;マッハとアヴェナリウスの戦友としての内在論者 ほか)
- 第5章 自然科学における最近の革命と哲学的観念論(現代物理学の危機;「物質は消滅した」;物質のない運動は考えられるであろうか? ほか)
- 第6章 経験批判論と史的唯物論(社会科学の分野へのドイツの経験批判論者の団体旅行;ボグダーノフは、どのようにマルクスを修正し「発展させている」か?スヴォーロフの「社会哲学の基礎」について ほか)
「BOOKデータベース」 より