仏教界に辞書は在ったか : 古字書の新研究

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仏教界に辞書は在ったか : 古字書の新研究

望月郁子著

笠間書院, 1999.5

タイトル読み

ブッキョウカイ ニ ジショ ワ アッタカ : コジショ ノ シンケンキュウ

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内容説明・目次

内容説明

字書と宗教。宗教上の必要から誕生したはずの辞書は、「言語理解」のためだけに在ったのではない。

目次

  • 第1章 文字に対する信仰と字書—平安鎌倉仏教界で成立した字書研究の原点
  • 第2章 東大寺と『篆隷万象名義』
  • 図書寮本『類聚名義抄』の成立と仏教界の史的背景
  • 第4章 字書発達史上の世尊寺本『字鏡』の位置—心篇基礎字彙とその注文の検討
  • 第5章 世尊寺本『字鏡』(心篇)の標出漢字の字形について—世尊寺本『字鏡』によって漢籍・仏典が読めたか
  • 第6章 平安時代・鎌倉初期の「読むための辞書」の再検討
  • 第7章 『新撰字鏡』における「東倭音訓」—昌住が大切にしたもの
  • 第8章 観智院本『類聚名義抄』の宗教上のねらい—図書寮本対応和訓の配列順序をてがかりに

「BOOKデータベース」 より

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