岩盤力学
著者
書誌事項
岩盤力学
東京大学出版会, 1999.6
- タイトル別名
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Theory and mathematical method of rock mechanics
- タイトル読み
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ガンバン リキガク
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注記
文献: p[261]-265
欧文標題は標題紙裏による
内容説明・目次
内容説明
岩盤力学は、岩盤という自然物を対象とした応用力学の1部門である。したがって、その主要な課題は、岩盤の力学的性質の解明と挙動の予測である。そのような意味で、岩盤力学の根幹は、力学の物理的、実験的側面にある。しかし、岩盤力学が応用力学の1部門である以上、永い歴史を持つ弾性論だけでなく、塑性論やレオロジーなど、固体力学のいろいろな理論や数学的手法を理解し、これらを応用するという数学的、理論的側面もまた不可欠である。本書では、岩盤の力学的性質の特徴や挙動を念頭におきながら、記述を岩盤力学のこのような2つの側面のうち、数学的、理論的側面に限っている。それは、学生諸君は、実験、実習さらには講義のなかで、物理的側面について学ぶ機会が与えられるであろうと考えたからである。他方、岩盤関係の業務に携わっている技術者諸君は、岩盤の力学的性質や挙動については、日常の業務経験を通じて十分に知っているはずだからである。
目次
- 第1部 固体力学の考え方(弾性論;塑性論;レオロジー(粘弾性論) ほか)
- 第2部 数値解析法の基礎(有限要素法;境界要素法;差分法 ほか)
- 第3部 計測結果の整理と表示の方法(不連続面の表示とブロック理論;観測データのばらつきの評価;回帰関数と最小自乗法 ほか)
「BOOKデータベース」 より