反近代の文学 : 泉鏡花・川端康成
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反近代の文学 : 泉鏡花・川端康成
おうふう, 1999.5
- タイトル読み
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ハンキンダイ ノ ブンガク : イズミ キョウカ カワバタ ヤスナリ
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内容説明・目次
内容説明
著者が、これまでに反近代の文学という視点から綴って来た、泉鏡花研究と川端康成研究を一本にまとめたもの。総じて、女性原理に立つ日本文化のもと、男性原理に追随する一方の近代の進行に抗して、伝統的な審美意識のもと、芸至上を貫き通した作家としての鏡花と康成を追った。
目次
- 文化原理と反近代の文学—泉鏡花を軸にして
- 鏡花における“語り”の採用と能、または反近代小説序論—「化銀杏」「化鳥」の表現形式を軸として
- 「春昼・春昼後刻」と反近代
- 鏡花と能楽界との交流
- 「五大力」の唯美主義
- 『草迷宮』論
- 鏡花の秋成受容
- モデル考
- 鏡花の世界
- 鏡花文学における性〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より