統計と統計理論の社会的形成
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統計と統計理論の社会的形成
(統計と社会経済分析, 1)
北海道大学図書刊行会, 1999.6
- タイトル読み
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トウケイ ト トウケイ リロン ノ シャカイテキ ケイセイ
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内容説明・目次
内容説明
統計は社会を映し出す鏡である!両世紀の交、既存諸科学の有効性が大きく揺らぐなかで、社会科学としての統計学の存在意義を問い直す。
目次
- 第1章 17世紀後半オランダにおける人口統計と確率論の交錯—C.ホイヘンスの「チャンスの価格」とデ・ウィットの「終身年金の現在価額」について
- 第2章 ケトレーにおける「統計学」と「社会物理学」の構想
- 第3章 イギリスにおける人口統計の展開—ヴィクトリア中期の人口センサスを中心に
- 第4章 マンチェスター統計協会とジェヴォンズの統計方法論
- 第5章 ウィリアム・ファーのコレラ調査と統計的方法
- 第6章 国家・社会・統計—近代ドイツにおける社会統計の形成
- 第7章 日本における生産統計の始源—「物産表」生誕事情
- 第8章 優生学とイギリス数理統計学—近代数理統計学成立史
- 第9章 イギリスにおける任意抽出標本理論の形成—A.L.ボーレーの1912年レディング調査を中心に
「BOOKデータベース」 より