映像人類学の冒険
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書誌事項
映像人類学の冒険
(Serica archives)
せりか書房, 1999.7
- タイトル読み
-
エイゾウ ジンルイガク ノ ボウケン
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注記
映像人類学関連年表: p172-199
映像人類学作品解説: p200-223
参考文献: 論文末
内容説明・目次
内容説明
映像人類学は—科学というセンサーからは洩れてしまうもの、言語という構造化からは流れ落ちてしまうものの痕跡や気配を、過去の一瞬を凍結し、光を通して現在化する魔術としての映像によって、蘇らせていったのだ。その創造性は、映像が誕生して一世紀半という長い時間の蓄積の果てに新しい輝きを持ち始めている。本書は、そうした光と精神の運動としての豊潤な映像人類学の位相を読み解くためのハンドブックである。
目次
- 映像の自然
- 映像人類学—ある時間装置の未来
- 映像の災厄
- 討論 映像人類学の可能性
- 映像的ウォークアバウト—映像人類学ノート
- 陶酔する映像—マヤ・デーレンの『神聖騎士』を中心に
- 被写体以前—十九世紀の人類学的写真アルバム
- 映像人類学 人はじめ
- 折口信夫のシネマ論的民俗学—『「雪祭り」しなりお』分析
「BOOKデータベース」 より