子どもの絵は何を語るか : 発達科学の視点から
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書誌事項
子どもの絵は何を語るか : 発達科学の視点から
(NHKブックス, 863)
日本放送出版協会, 1999.7
- タイトル読み
-
コドモ ノ エ ワ ナニ オ カタルカ : ハッタツ カガク ノ シテン カラ
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注記
参考文献・資料: 各章末
内容説明・目次
内容説明
子どもは感動したこと、発見したことを、実に魅力的に、独特の論理・絵の表現で物語ってくれる。頭から手足がでた「頭足人」などの作品例を年齢順に見ていき、脳の発達とともに、より複雑な表現を獲得していく道筋を跡付ける。第一線で美術教育・発達科学研究に携わったフィールドワークを踏まえ、子どもは何を描いているか、人間はなぜ描くのか、考える。また、「展開描法」「多視点画」など、古代人の絵とも共通性がある子どもの絵の特徴から、銅鐸や壁画に描かれた物語を読み解くユニークな試みも紹介する。
目次
- 人類はなぜ絵をかくのか
- 子どもの絵が語るもの
- 子どもの絵の発達の道筋(誕生から8歳ごろまで;8歳から18歳ごろまで)
- 立体や空間をどう認識し表現するか—三歳児から小学六年の絵の表現の変容
- 二人の子どもの成長記録から
- 子どもの絵から古代人の絵を見る—部族の絵や現代美術の絵との共通性
- 子どもの絵の見方・考え方—どうアドバイスすればよいか
「BOOKデータベース」 より