神の懲役人 : 椎名麟三文学と思想
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神の懲役人 : 椎名麟三文学と思想
菁柿堂 , 星雲社(発売), 1999.5
- タイトル読み
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カミ ノ チョウエキニン : シイナ リンゾウ ブンガク ト シソウ
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注記
椎名麟三略年譜:p230〜235
内容説明・目次
内容説明
椎名麟三が目指したものは『神の懲役人』になることであった。—『日常の獲得』と『裏切りへの呵責』を手がかりに、初期作品からの思想の変遷をたどり椎名文学の核心にせまる。
目次
- 1章 謎の十日—原作『黒い運河』から『深夜の酒宴』へ
- 2章 原風景紀行—ユダ的心理と故郷回帰
- 3章 キリスト巡歴—ニーチェとドストエフスキーとキルケゴールの影
- 4章 神と民衆—『重き流れのなかに』から『邂逅』まで
- 5章 美しい自由(おんな)—小説は思想を超えられるか
- 6章 カフカ的不条理—『勤人の休日』と『復縁』の象徴性
- 7章 言語の限界点—カフカ、第三の自由、『懲役人の告発』など
「BOOKデータベース」 より