血管病のとらえかた : 眼でみるベッドサイドの病態生理
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血管病のとらえかた : 眼でみるベッドサイドの病態生理
文光堂, 1999.6
- タイトル読み
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ケッカンビョウ ノ トラエカタ : メ デ ミル ベッドサイド ノ ビョウタイ セイリ
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内容説明・目次
内容説明
本書は、「呼吸器病のとらえかた」「循環器病のとらえかた」の姉妹書であり、卒業後、2〜3年の研修医・若手医師のために、血管異常により生じるさまざまな疾患の病態生理を平易に解説したもの。本書の特徴は、病態生理に関する記述をできるだけ平易に、なおかつ詳細に記述していただくことを編集の基本としたことである。通常の教科書とは趣を異にし、臓器別ではなく、血管異常により発症する病態について各科にわたってさまざまな角度から詳述してある。また、疾病のメカニズムについて最新の細胞生物学的、分子生物学的、遺伝学的な知見を多く盛り込んだ。
目次
- 単なるパイプではない血管の真の役目とは?—種々の生理活性物質産生臓器としての役割、血管収縮・弛緩のメカニズム、栄養物の運搬
- 動脈硬化巣になぜ単球・リンパ球が集まるか—接着分子・酸化LDLの役割
- ずり応力(shear stress)がどのように動脈硬化に関与するか—血管の分岐部に動脈硬化ができやすいわけ
- コレステロールはなぜこわい?—血管にコレステロールが蓄積するメカニズム
- タバコを吸うとなぜ血管が詰まるか?
- 血管の中で血液が固まらないしくみ—凝固・線溶系の役割と抗凝固療法
- 血管病変を診察してみる—ベッドサイドでの動脈、静脈の診断
- 血管はけいれんする—スパスムはどのように起きるか
- 冠動脈疾患(狭心症・心筋梗塞)の一般的治療—非専門施設では何ができ、どこまですべきか
- PTCA(経皮的冠動脈形成術)後の3ヵ月目は要注意〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より