もしも月がなかったら
著者
書誌事項
もしも月がなかったら
(ありえたかもしれない地球への10の旅 / ニール・F・カミンズ著 ; 増田まもる訳, [Part 1])
東京書籍, 1999.7
- タイトル別名
-
What if the moon didn't exist? : voyages to earths that might have been
- タイトル読み
-
モシモ ツキ ガ ナカッタラ
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注記
参考文献: p329-336
内容説明・目次
内容説明
もしも月がなかったら?…月のない地球は、自転速度が地球よりずっと速く、1日は8時間となる。強風が絶えず荒れ狂い、高山も存在せず、生命の進化も遅い。もしも月が地球にもっと近かったら?…月がもっと地球に近いところにあると、公転周期が短くなり、日食や月食がひんぱんに起こる。近い月は宇宙から降り注ぐ隕石から地球を守る絶好の盾となる。また潮の干満差が激しく、地震も頻発する。もしも地球の質量がもっと小さかったら?…地球が小さくなると、内部のマグマが減り、地殻が厚くなって大陸移動は起こりにくくなり、地震・火山活動の頻度が極端に小さくなる。酸素が少ないため、小型動物は生存しにくく、人類は肺を大きくするため、背を高くし胸を厚くするだろう…。その他、「地球の地軸が90度傾いていたら?」「太陽の質量がもっと大きかったら?」「地球の近くで恒星が爆発したら?」「恒星が太陽系のそばを通過したら?」「ブラックホールが地球を通り抜けたら?」「可視光線以外の電滋波が見えたら?」「オゾン層が破壊されたら?」まで、さまざまな「ありえたかもしれない地球」への旅をたどるシミュレーション・ロマン。
目次
- 1章 もしも月がなかったら?—惑星ソロン
- 2章 もしも月が地球にもっと近かったら?—惑星ルンホルム
- 3章 もしも地球の質量がもっと小さかったら?—惑星ペティエル
- 4章 もしも地軸が天王星のように傾いていたら?—惑星ウラニア
- 5章 もしも太陽の質量がもっと大きかったら?—惑星グランスター
- 6章 もしも地球の近くで恒星が爆発したら?—恒星アンタール
- 7章 もしも恒星が太陽系のそばを通過したら?—恒星ケルベロン
- 8章 もしもブラックホールが地球を通り抜けたら?—ブラックホールディアブロ
- 9章 もしも可視光線以外の電滋波が見えたら?—地球
- 10章 もしもオゾン層が破壊されたら?—「もしも…」の世界から、現実の地球へ
「BOOKデータベース」 より