ペロー残酷童話集
著者
書誌事項
ペロー残酷童話集
(パサージュ叢書, 4 . 知恵の小径||チエ ノ コミチ)
メタローグ, 1999.7
- タイトル読み
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ペロー ザンコク ドウワシュウ
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注記
著者の肖像あり
収録内容
- 眠れる森の美女
- 親指太郎
- 赤頭巾ちゃん
- 青髯
内容説明・目次
内容説明
「裸になってベッドにはいると、赤頭巾ちゃんは狼に食べられたきり誰にも助けてもらえないのでした、とさ」—世界初の童話、それはグリム兄弟より100年も前に、17世紀フランスのパリで産声をあげた。作者は宮廷作家シャルル・ペロー。一見、子供相手に見せかけた、ほんとうは凄く怖い話を聞くことが、太陽王時代のヴェルサイユの貴婦人たちの間で大はやり。そこでペローは「赤頭巾ちゃん」「シンデレラ」「眠れる森の美女」など、庶民に語り継がれていた、冷血で残忍なおとぎ話や民話をまとめ本にした。それが「ペローの昔話」。童話誕生の裏に、女たちの好奇心…ああ、ほんとうに恐ろしや。
目次
- 1 ペロー残酷童話集(眠れる森の美女—姑の嫁いびり;親指太郎—幼児虐待;赤頭巾ちゃん—少女殺し ほか)
- 2 童話の中の秘密の傷(トラウマ)(童話のエロティシズム;処女の哲学;胎内回帰願望について ほか)
- 3 血も凍る青髯伝説(幼児殺戮者)
「BOOKデータベース」 より