スサノオ神話でよむ日本人 : 臨床神話学のこころみ

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スサノオ神話でよむ日本人 : 臨床神話学のこころみ

老松克博著

(講談社選書メチエ, 164)

講談社, 1999.8

タイトル読み

スサノオ シンワ デ ヨム ニホンジン : リンショウ シンワガク ノ ココロミ

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内容説明・目次

内容説明

神話が民族のこころを支配する。荒ぶる、無邪気な神スサノオこそ日本人の「象徴」。子どもっぽさと「切れやすさ」、繊細な美意識とひそやかな宗教性。相反するものを同居させる日本人のこころの不思議な構造を、天神信仰から宮沢賢治、南方熊楠にいたる豊富な事例をもとに解き明かす。

目次

  • 第1章 人間になりたかった神
  • 第2章 臨床神話学の視座
  • 第3章 元型的日本人、アマテラスとスサノヲ
  • 第4章 怒りと宗教性の心理学
  • 第5章 象徴の深みへ—ユング派の考え方
  • 第6章 地震と雷—天災の象徴
  • 第7章 もうひとつの宮沢賢治伝
  • 第8章 生きているスサノヲの肖像
  • 第9章 はじまりのための終末—日本人の変容に向けて

「BOOKデータベース」 より

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