近世政治史と天皇

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近世政治史と天皇

藤田覚著

吉川弘文館, 1999.9

タイトル読み

キンセイ セイジシ ト テンノウ

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内容説明・目次

内容説明

明治維新・近代史の政治過程を射程に入れると、近世後期の天皇・朝廷の問題は重要でありながら検討されてこなかった。本書は天皇・朝廷の権威強化と政治的浮上の過程を解明し、天皇を組み込んだ近世史像を提示する。

目次

  • 序章 近世後期政治史と朝幕関係
  • 第1章 寛政期の朝廷と幕府
  • 第2章 御所千度参りと朝廷
  • 第3章 朝幕関係の転換—大政委任論・王臣論の成立
  • 第4章 寛政内裏造営をめぐる朝幕関係
  • 第5章 伊勢公卿勅使からみた天皇・朝廷—宣命・幣物の検討を中心に
  • 第6章 天保期の朝廷と幕府—朝覲行幸再興を中心に
  • 第7章 大塩事件と朝廷・幕府
  • 第8章 天皇号の再興
  • 第9章 近世後期の武家官位と天皇
  • 第10章 武家官位の「価格」

「BOOKデータベース」 より

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