救国「武士道」案内
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救国「武士道」案内
(小学館文庫)
小学館, 1998.12
- タイトル読み
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キュウコク ブシドウ アンナイ
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内容説明・目次
内容説明
武士道というと、すぐに「葉隠」が思い浮かぶ。しかし、これとは別に、江戸武士道の本流とされるのは重厚な儒教(朱子学)に裏打ちされた儒教的士道だった。その朱子学的武士道の形式主義、外面主義を鋭く批判し、心に根ざした武士道を唱えた人たちがいた。中江藤樹に始まり、熊沢蕃山、河合継之助、新渡戸稲造、内村鑑三にいたる日本陽明学者の系譜である。著者はその思想の核心を明らかにしながら、今の日本人に失われた精神の高貴性の復権を主張する。
目次
- 第1章 武士道と現在
- 第2章 武士道と「士道」
- 第3章 朱子学的士道
- 第4章 陽明学的士道—中江藤樹の「士道」
- 第5章 熊沢蕃山「士道」の綱承と展開
- 第6章 「日本国の人理」—河井継之助の陽明学的士道
「BOOKデータベース」 より