戦争論
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戦争論
(岩波新書, 新赤版 632)
岩波書店, 1999.9
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センソウロン
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注記
参照文献: p193-197
内容説明・目次
内容説明
すさまじい暴力と破壊の爪痕を人類の歴史にのこした二つの世界大戦、そしていまなおつづく内戦、民族紛争。20世紀とはまさに戦争の世紀だった。世界はなぜ戦争になるのか?われわれは戦争という暴力をどのようにし認識し、いかなる言葉で語るべきなのか。新たな思想的枠組みを探り20世紀をとらえかえす歴史哲学の探究。
目次
- 近代の戦争(戦争の近代的パラダイム;戦争と国民国家;近代における暴力批判;戦争のための国家—ナチの場合)
- 軍隊国家の誕生—近代日本(徴兵令の施行;軍隊をモデルにした国家;百年戦争」の日本)
- 死と暴力の世紀(暴力に直面した20世紀;ガスと炎—ホロコースト;アウシュヴィッツ後の言説;戦争と近代技術)
- 冷戦から内線へ(冷戦というパラダイム;内線とジェノサイド;連邦の崩壊;あたらしいタイプの言説)
- 20世紀末の戦争(あらたなタイプの戦争;バルカンとヨーロッパ;あらたな帝国の登場)
「BOOKデータベース」 より