農業と食料のグローバル化 : コロンブスからコナグラへ
著者
書誌事項
農業と食料のグローバル化 : コロンブスからコナグラへ
筑波書房, 1999.9
- タイトル別名
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From Columbus to ConAgra : the globalization of agriculture and food
- タイトル読み
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ノウギョウ ト ショクリョウ ノ グローバルカ : コロンブス カラ コナグラ エ
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注記
原著文献: p381-419
原著(University Press of Kansas , c1994)の翻訳
内容説明・目次
内容説明
本書は、コロンブスを取り上げているわけでもなく、また超国籍企業コナグラを取り上げているわけでもなく、世界的規模の農業と食品部門を取り上げている。コロンブスとコナグラは、これらの部門の理想と現実の両極を示している。コロンブスは地理上の発見の時代を象徴する人物で、その時代に世界的なシステムが確立された。コナグラは新興の世界的な立役者、つまり超国籍企業(transnational corporation:TNC)である。TNCは新たな世界経済における唯一の役者ではないが社会経済システムの再編成の主役であり、変化を進める主要勢力である。コロンブスの時代はとっくに過ぎ去ったとしても、その遺産はコナグラの時代に残されている。コロンブスにとってもそうであったように、われわれにとっての課題は、今や真に世界化した社会の先には何があるのかを理解することである。
目次
- 第1部 世界的規模の戦略(超国籍企業と食品システムのグローバル化;農村の自給生活、移民、都市化、新たな世界の食料(生産・分配)体制;農学の現状と国家の農学 ほか)
- 第2部 農業と食品のグローバル化と地方への影響(イギリスにおける食品の規制:国際的関連における一国のシステム;世界戦略と地方との関連:アメリカの食肉加工産業の場合;国際市場におけるアメリカ食品企業の行動 ほか)
- 第3部 グローバル化に関する現代の理論化問題(グローバルな環境における政治組織体の活動の中心;言論としてのグローバル化)
「BOOKデータベース」 より