島崎藤村『夜明け前』リアリティの虚構と真実 : 木曾山林事件にみる転落の文学の背景

書誌事項

島崎藤村『夜明け前』リアリティの虚構と真実 : 木曾山林事件にみる転落の文学の背景

北条浩著

御茶の水書房, 1999.8

タイトル別名

島崎藤村『夜明け前』リアリティの虚構と真実

タイトル読み

シマザキ トウソン ヨアケマエ リアリティ ノ キョコウ ト シンジツ : キソ サンリン ジケン ニ ミル テンラク ノ ブンガク ノ ハイケイ

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内容説明・目次

内容説明

本書は、島崎藤村の畢生の大作といわれ、歴史小説の古典としてばかりでなく、すぐれた文学作品として文学史上に名をとどめた『夜明け前』について検証し、島崎藤村の小説の、あるいは小説家の転落の原点を明らかにするために、その背景である明治前期の木曾山林の制度と政策を詳説した。

目次

  • 第1部 『夜明け前』の山林事件(山林事件の文学的イデオロギーの側面;父から子へ—木曾山林問題の継承と断絶;『夜明け前』の山林問題;『夜明け前』の構成と木曾山林事件 ほか)
  • 第2部 木曾林政史と『夜明け前』(『夜明け前』における「本山官山」と本山盛徳;『夜明け前』の木曾山林事件とその背景;明治初期における明治政府の山林政策と村々;木曾御料林の成立 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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