青年期 : 谷崎潤一郎論
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青年期 : 谷崎潤一郎論
小沢書店, 1999.7
- タイトル読み
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セイネンキ : タニザキ ジュンイチロウ ロン
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内容説明・目次
内容説明
初期作品から「痴人の愛」「蓼喰ふ虫」の達成へ—。江戸情緒とモダニズム、東洋趣味と西洋趣味、下町と山の手、関東と関西、マゾヒズムと「悪」の芸術性…。身体と精神を蝕んだ、対立する要因の葛藤。永い青年期が、のちの「大谷崎」を生んだ。
目次
- 序章 なぜ青年期論か
- 第1章 学校教育の新世代
- 第2章 「下町小説」と「山の手小説」
- 第3章 都市と青春
- 第4章 自己不確実と「悪」
- 第5章 かたちのない孤立
- 第6章 芸術の西洋
- 第7章 「痴人の愛」への道
- 第8章 「蓼喰ふ虫」の達成
「BOOKデータベース」 より