学校教育と学びの意味
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学校教育と学びの意味
明石書店, 1999.9
- タイトル読み
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ガッコウ キョウイク ト マナビ ノ イミ
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注記
参考文献: p393
内容説明・目次
内容説明
主として1990年代前半に、いろいろな機会を得て書いてきた教育実践論にかかわる論稿から幾編かを選び、こんにちの困難な教育状況にぶつけるべく、それらに加筆・修正をくわえたもの。第1部では、著者が“教育”を論じようとするさいの基本的モチーフとなる“人間解放”“出会い”というキーワードを横糸に、“人間論”を踏まえての“実存”からの“学びの意味化”を縦糸として、それらの織り成す種々の相を、教育実践の基底に、つねに可能性として開けてあるもの、むつかしい時代状況ではあるがそれでもなお見据えておくべきものとして、素描。第2部は、著者自信の授業の実践報告としての性格をもつ論稿である。
目次
- “人間解放の教育”考—現代における“欲望”支配の構図と課題
- “人間解放の教育学”のために—解放の人間学から学ぶもの
- 「新しい学力観」の浸透と教育実践の課題—“生きる意欲”の回復と“学ぶ意味”の発見へ向けて
- 教育実践における“信頼論”の課題—人間の“出会い”としての教育実践
- 教育実践と学校化論—「学校メタファ」の解釈を通して
- 「授業・この苦労多きもの」—准看護学校での出来事を中心に
- 病院実習の悩みに対する“教育”を考える
「BOOKデータベース」 より