生活の中の化学物質 : 内分泌かく乱物質とダイオキシン

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生活の中の化学物質 : 内分泌かく乱物質とダイオキシン

大竹千代子著

実教出版, 1999.10

タイトル読み

セイカツ ノ ナカ ノ カガク ブッシツ : ナイブンピツ カクラン ブッシツ ト ダイオキシン

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注記

参考資料: p168

内容説明・目次

内容説明

ダイオキシンと内分泌かく乱物質(いわゆる環境ホルモン)による環境汚染と食品汚染は、野生生物や人体への汚染にまで広がり、日本だけではなく、世界中で深刻な問題として取り上げられ、研究が進められています。私たちは、健康に生活していくために、これらの物質の毒性がどのように評価され、現在、どのくらい環境と人に汚染が及び、どのような影響がすでに見られるのか、今後どんな可能性があるのかについて、正確に知る必要があります。また、これらの物質の特徴から、次世代への影響はどのように生じるのか、過去の例を教訓に、学ぶ必要があります。本書は最新の正確な科学的な資料をもとに、そうした事柄をわかりやすく解説するために企画されました。また、次世代を生み育てる若い世代の人々に、一種の内分泌かく乱作用を利用してつくられている低用量経口避妊薬についても、正確な知識を身につけてほしいと考え、それも含めました。さらに、近年急激に増えてきた、住宅内の化学物質汚染による健康障害、シックハウス症候群や化学物質過敏症の原因物質や対策も載せました。

目次

  • 1 化学物質の安全性について
  • 2 世代を越える身体の働き
  • 3 内分泌かく乱物質
  • 4 ダイオキシン
  • 5 室内の化学物質汚染
  • 内分泌系損傷物質の地球汚染に地球規模の研究戦略を—シーア・コルボーン博士の講演から

「BOOKデータベース」 より

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