書誌事項

都市・近郊の信仰と遊山・観光 : 交流と変容

地方史研究協議会編

雄山閣出版, 1999.10

タイトル別名

都市近郊の信仰と遊山観光 : 交流と変容

タイトル読み

トシ キンコウ ノ シンコウ ト ユサン カンコウ : コウリュウ ト ヘンヨウ

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注記

内容: 序文(高島緑雄), I: 信仰と地域の形成(「地方における古代の仏堂」-「地域民衆と寺院」), II: 信仰・遊山と地域の変容(「戦国時代における参詣活動について」-「大山の神仏分離」), III: 遊山・観光と都市・近郊の交流(「道中記類資料に見る近世箱根の遊覧について」-「羇旅の什器」), 第四九回(神奈川)大会の記録, 執筆者紹介

地方史研究協議会第49回(神奈川)大会(共通論題「都市・近郊の交流と変容 --信仰と遊山--」, 1998年10月31日-11月1日, 於川崎市)の公開講演と研究発表を編集したもの

収録内容

  • 地方における古代の仏堂 : 神奈川県厚木市愛名宮地遺跡の事例を中心に / 木村衡 [執筆]
  • 鶴岡八幡宮の成立と鎌倉生源寺・江ノ島 / 福島金治 [執筆]
  • 川崎大師信仰の展開 / 三輪修三 [執筆]
  • 浮世絵版画と名所地 : 金沢八景・鎌倉・江嶋・大山 / 鈴木良明 [執筆]
  • 地域民衆と寺院 : 近世中・後期の時宗清浄光寺をめぐって / 石井修 [執筆]
  • 戦国時代における参詣活動について : 相・甲間の政治的状況との関連から / 鳥居和郎 [執筆]
  • 高野山塔頭の檀那場争い : 相模国の場合 / 圭室文雄 [執筆]
  • 相武の地と江戸 : その政治的・社会的関連性について / 神崎彰利 [執筆]
  • 村々を訪れる宗教的職能者たち : 小田原藩領を中心にして / 西海賢二 [執筆]
  • 大山の神仏分離 / 手中正 [執筆]
  • 道中記類資料に見る近世箱根の遊覧について : 温泉観光地箱根の認識 / 大和田公一 [執筆]
  • 箱根開発と箱根土地会社 : 堤康次郎の事業活動 / 老川慶喜 [執筆]
  • 羇旅の什器 : 人の移動の進暢と汽車土瓶 / 國見徹 [執筆]

内容説明・目次

内容説明

信仰から遊山、遊山から観光への変化をキーワードに、都市と近郊の交流が、地域社会にどのように影響を与え、独自な地域として変容していったのかを、多面的に検討。

目次

  • 1 信仰と地域の形成(地方における古代の仏堂—神奈川県厚木市愛名宮地遺跡の事例を中心に;鶴岡八幡宮の成立と鎌倉生源寺・江ノ島;川崎大師信仰の展開 ほか)
  • 2 信仰・遊山と地域の変容(戦国時代における参詣活動について—相・甲間の政治的状況との関連から;高野山塔頭の檀那場争い—相模国の場合;相武の地と江戸—その政治的・社会的関連性について ほか)
  • 3 遊山・観光と都市・近郊の交流(道中記類資料に見る近世箱根の遊覧について—温泉観光地箱根の認識;箱根開発と箱根土地会社—堤康次郎の事業活動;羇旅の什器—人の移動の進暢と汽車土瓶)

「BOOKデータベース」 より

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