緑の文学批評 : エコクリティシズム
著者
書誌事項
緑の文学批評 : エコクリティシズム
松柏社, 1999.3
重版
- タイトル読み
-
ミドリ ノ ブンガク ヒヒョウ : エコクリティシズム
大学図書館所蔵 件 / 全71件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
参考引用文献: 各章末
エコクリティシズム参考文献: p277-287
人名・書名・事項索引: p293-298
収録内容
- 緑の文学批評 : エコクリティシズムとは何か / 伊藤詔子 [著]
- 超越から退化へ : 伝統的自然観の終焉 / ハロルド・フロム [著] ; 吉田美津 [訳]
- 自然と沈黙 : 思想史のなかのエコクリティシズム / クリストファー・マニス [著] ; 城戸光世 [訳]
- ディープ・エコロジーとポスト構造主義の出会い : 意味から生命のネットワークへ / スーエレン・キャンベル [著] ; 水野敦子 [訳]
- アメリカの庭の創造 : アメリカ研究の見直しとグローバルな価値の創造 / フレデリック・ターナー [著] ; 吉田美津 [訳]
- アメリカン・パストラルの思想 : イデオロギーとしてのパストラル / レオ・マークス [著] ; 結城正美 [訳]
- 聖なるフープ : エコフェミニズムと新しい物語の可能性 / ポーラ・G・アレン [著] ; 横田由理 [訳]
- ピクチャレスク美学と国立公園制度 : 風景美学という批評制度 / アリソン・バイアリー [著] ; 辻和彦 [訳]
- 言語の果肉 : 感覚的なるものの魔術 / デイヴィッド・エイブラム [著] ; 結城正美 [訳]
- 「沈黙の春」から「地球温暖化」にいたる終末論的語り : エコロジーの言説とレトリック / M・J・キリングスワース, J・S・パーマー [著] ; 伊藤詔子 [訳]
- エコロジー的アポカリプス : シルコーとカーソンの神話の回復と予言の文学 / ローレンス・ビュエル [著] ; 横田由理 [訳]
内容説明・目次
内容説明
21世紀を生き抜く新しい文学はなにか、そしてそれを語る批評パラダイムはなにか。エコクリティシズムは、テキストとテキスト、テキストと社会の意味のネットワークを、テキストと自然と土地に広げ、エコロジーの生命のネットワークの原理を批評のコンセプトとする地球時代の新しい批評である。本書は、エコクリティシズムと従来の批評制度との関連のみならず、この批評が生れた歴史的必然性、思想史的動向と出自、風景と物語の新しいレトリックの特質など、エコクリティシズムの柱となる重要な論文を集めその全容紹介を目指す翻訳論文集である。
目次
- 序章 緑の文学批評—エコクリティシズムとは何か
- 第1章 超越から退化へ—伝統的自然観の終焉
- 第2章 自然と沈黙—思想史のなかのエコクリティシズム
- 第3章 ディープ・エコロジーとポスト構造主義の出会い—意味から生命のネットワークへ
- 第4章 アメリカの庭の創造—アメリカ研究の見直しとグローバルな価値の創造
- 第5章 アメリカ・パストラルの思想—イデオロギーとしてのパストラル
- 第6章 聖なるフープ—エコフェミニズムと新しい物語の可能性
- 第7章 ピクチャレスク美学と国立公園制度—風景美学という批評制度
- 第8章 言語の果肉—感覚的なるものの魔術
- 第9章 「沈黙の春」から「地球温暖化」にいたる終末論的語り—エコロジーの言説とレトリック
- 第10章 エコロジー的アポカリプス—シルコーとカーソンの神話の回復と予言の文学
「BOOKデータベース」 より