行政手続法と住民参加
著者
書誌事項
行政手続法と住民参加
成文堂, 1999.10
- タイトル別名
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行政手続法と住民参加
- タイトル読み
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ギョウセイ テツズキ ホウ ト ジュウミン サンカ
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注記
参考文献: p201-202, 208
内容説明・目次
内容説明
1993年11月に成立した行政手続法は、わが国の行政法学の理論的枠組の根本的再検討を促すこととなった。この法律が行政の法的過程を行政処分(申請に対する処分と不利益処分)を中心とする手続として整序し、自治体行政手続条例の制定を求めたことは、日本の行政法の手続法的な発展の基礎を定めた意義をもつ。本書に収録した論文は、この大きな画期を契機に、筆者が1993年以降に発表した論文等であり、いずれも広義の行政手続における住民の法的地位や手続への参加をめぐる問題を扱っている。
目次
- 第1部 行政手続法と住民(行政手続法と住民参加—法成立過程からの考察;違法な行政指導とは何か—申請・届出の扱いと行政手続法の規律)
- 第2部 住民参加制度の諸相(文化行政分野における住民利益の手続的保障—住居表示の問題を例として;行政の透明化と審議会;沖縄県米軍基地をめぐる「住民投票」;フランスにおける住民投票制度について)
- 住民参加関連判例研究(和歌の浦事件(和歌山地裁1994(平成6)年11月30日判決);伊場遺跡事件(最高裁1989(平成元)年6月20日判決);東京池袋町名変更事件(最高裁1973(昭和48)年1月19日判決))
「BOOKデータベース」 より