おこげノススメ : カルト的男性論

書誌事項

おこげノススメ : カルト的男性論

小谷真理著

青土社, 1999.12

タイトル別名

Hyper-media feminist queer reading

タイトル読み

オコゲ ノ ススメ : カルトテキ ダンセイロン

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注記

その他のタイトルはブックジャケットによる

Works cited: 各章末

内容説明・目次

内容説明

バロウズ、ゴダール、クローネンバーグ、ディック、バラード、ピンチョン、荒木経惟、島田雅彦、宮崎駿、北野武…カルト的男性作家の作品には、「女になること」への欲望と恐怖が隠されている。ジェンダー、クィア、ポストコロニアルなどの最先端理論と、様々な男たちの間に秘められた同性愛を読みこむ「やおいカルチュア」を融合し、「おかま」にまとわりつく「おこげ」が、ハイパーメディア社会の権力関係を脱構築する。前代未聞の批評理論。

目次

  • 1 女になりたい男たち(IN*HER*ZONE—バロウズを読むクローネンバーグ;おこげノススメ—バラードを読むクローネンバーグ;ジェンダーの子守歌—フィリップ・K・ディックと双生児ソフィア ほか)
  • 2 テクノロジーと下半身(虹色のストッキング—ピンチョン『重力の虹』とプラスティック革命;ポリマー・ベラドンナ—エヴァ・ヘスの妊娠機械と柾悟郎のサイバーフェティッシュ;超高速楽園の主体形成—ヴォンダ・マッキンタイアと谷甲州のサイボーグ戦略 ほか)
  • 3 ジャパノイドは吸血女の夢をみる(男装女卑—島田雅彦によるフロイト・レッスン;死小説—荒木経惟をめぐる三つの断章;ナノテク姫—宮崎駿の戦う女たち ほか)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA44370350
  • ISBN
    • 4791757742
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    281, vp
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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