企業と社会の境界変容 : 組織の原理と社会形成
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書誌事項
企業と社会の境界変容 : 組織の原理と社会形成
(MINERVA現代経済学叢書, 30)
ミネルヴァ書房, 1999.12
- タイトル別名
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Moodern economics
- タイトル読み
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キギョウ ト シャカイ ノ キョウカイ ヘンヨウ : ソシキ ノ ゲンリ ト シャカイ ケイセイ
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内容説明・目次
内容説明
現代日本社会を論じるうえで「企業」「会社」は不可欠な主題であり、「会社主義」は、良きにつけも悪しきにつけ、日本社会の特徴になっているとも言える。本書では、社会形成=組織原理としての「会社主義」を中心に据え、「地域‐国家(中央)‐地方‐コミュニティ」という社会形成=組織原理との関わりを意識しつつ、周辺の概念を取り上げて多様な観点から「会社主義」への具体的アプローチを試み、その再検討を行う。
目次
- 序章 個人と国家の間—市民社会と株式会社
- 第1章 企業の数理モデルの系譜
- 第2章 現代企業における所有と決定—北原勇「会社それ自体」説について
- 第3章 J.R.コモンズと株式会社
- 第4章 制度学派とコーポレート・ガバナンス
- 第5章 環境政策の現在と経済の「自己責任」—循環経済に向けたドイツ廃棄物政策の大実験
- 第6章 教育改革と経済の論理
- 第7章 自由、競争秩序および企業家精神—ハイエクの自由主義的理想社会像
- 終章 J.ラウントリーの構想と実践—社会貢献と社会改良
「BOOKデータベース」 より