勝負の分かれ目 : メディアの生き残りに賭けた男たちの物語

書誌事項

勝負の分かれ目 : メディアの生き残りに賭けた男たちの物語

下山進著

講談社, 1999.11

タイトル読み

ショウブ ノ ワカレメ : メディア ノ イキノコリ ニ カケタ オトコタチ ノ モノガタリ

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注記

主要参考文献・証言者・協力者: p552-558

内容説明・目次

内容説明

1997年夏、タイのバーツの暴落に始まったアジア通貨危機は世界を席巻する。その影には市場と情報をあわせ持つ金融情報産業「ロイター」の姿があった。1960年代、証券取引所のコンピュータ化に始まった資本主義の変容は、潰れかかった通信社に黄金郷への扉を開けた。同じ頃、日本でも「日本経済新聞」と「時事通信」が、この黄金郷への道を歩き始める。イギリスの潰れかかった通信社で30年前に始まり、アメリカの新聞社、日本の通信社、新聞社を巻き込んで70年代に花開き、80年代の激しい国際競争を経て、世界を変えたジャーナリズムとコンピュータと金融の大きな変化の波。そのなかで生まれたもの、喪われたものは何だったのか—。

目次

  • 潰れかかった通信社
  • 取引所とコンピュータ
  • 黄金郷(エルドラド)へ
  • 国士
  • 筆剣一如
  • 同盟解体
  • 強者連合
  • 独裁と密告
  • 退場する将軍
  • 漂う通貨〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

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