堀部安兵衛
著者
書誌事項
堀部安兵衛
(新潮文庫, い-16-80,
新潮社, 1999.12
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- タイトル読み
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ホリベ ヤスベエ
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内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784101156804
内容説明
十四歳の春、越後・新発田藩の家来中山弥次右衛門の一人息子、安兵衛は、行きずりの山伏に「いまの世に剣をとって進むとき、おそらく安兵衛どのは短命であろう」と断言される。泰平の世に厳しい剣術の鍛練を強いる父を憎んですらいた彼は、もとより力による争いごとより学問を好んでいた。が、濡れ衣による父の非業の自死を見届けた瞬間から、「短命」への歯車は、静かに回りはじめた…。
- 巻冊次
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下 ISBN 9784101156811
内容説明
「私は、いまこのときのために生まれ、生きてきたかのように思われます」。父の不運の理非を確かめたい一心で故郷を出奔して十一年。因果のめぐりあいに鍛えられ、多くの縁に導かれ磨かれた二十五歳の安兵衛は、恩人の助太刀に、全てを投げうち馳せつける。それはまた新たな運命の幕開けでもあった—高田の馬場の決闘と忠臣蔵の二大事件を疾けた、義士随一の名物男の、痛快なる一代記。
「BOOKデータベース」 より