活字に憑かれた男たち

書誌事項

活字に憑かれた男たち

片塩二朗著

朗文堂, 1999.11

タイトル読み

カツジ ニ ツカレタ オトコ タチ

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内容説明・目次

内容説明

活字をめぐる旅とは、つまるところ、愛すべき奇妙人の足跡をたどる旅でもありました…。ここでとりあげた人物は、昭和初期の印刷・出版・活字界にあった人物を中心に、一一人の奇妙人たちでした。そのうち外国人がふたりいます。本書では、わが国の活字版印刷術の開祖としての本木昌造一元神話が、どのように形成されてきたのか、また官製の国民運動「変体活字廃棄運動」がのこした、おおきな傷跡もみてきました。そして活字の周辺に官僚の手がのびて、巧妙に統一や規格がささやかれるとき、活字にとっては、かならずしもしあわせな時代とはいえないことをまなびました。

目次

  • 1 変体活字廃棄運動と志茂太郎
  • 2 津田伊三郎と宋朝体・正楷書体活字の移入
  • 3 神を創った活字研究者・三谷幸吉
  • 4 最末期のパンチカッター・安藤末松
  • 5 嘉瑞工房三代記
  • 6 マーダシュタイク父子とボドニ、そして明朝体
  • 7 石原忍のあたらしい文字の会
  • 8 それでも活字はのこった森川龍文堂と森川健市

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA44492744
  • ISBN
    • 4947613483
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    357p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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