宮廷文化と民衆文化
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宮廷文化と民衆文化
(世界史リブレット, 31)
山川出版社, 1999.12
- タイトル読み
-
キュウテイ ブンカ ト ミンシュウ ブンカ
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注記
参考文献: p88-90
内容説明・目次
内容説明
合理主義を追求してきた近代社会。私たちは、今それを息苦しいものにも感じている。中世末ヨーロッパ人の喜びや悲しみは今よりも激しかった。民衆の感性や習俗は近世にはいっても大きな変化をみせなかったが、宮廷びとは、激情を礼節と作法で馴化し、国王を頂点とする儀礼の支配する構図に組み込まれて生きるようになった。支配層と民衆との文化の裂け目は大きい。その二つの文化を検討し、それらがどのように近代社会へ流れ込んできたのか。
目次
- 宮廷文化と民衆文化
- 1 ブルゴーニュとウルビーノの宮廷
- 2 フランスの宮廷
- 3 民衆文化
- 4 ブルジョワ文化による統合
「BOOKデータベース」 より