環境の哲学 : 日本の思想を現代に活かす
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環境の哲学 : 日本の思想を現代に活かす
(講談社学術文庫, [1410])
講談社, 1999.12
- タイトル読み
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カンキョウ ノ テツガク : ニホン ノ シソウ オ ゲンダイ ニ イカス
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注記
参考文献: p295-299
内容説明・目次
内容説明
戦後半世紀、国土の相貌は激変した。在りし日の豊かな空間が急速に失われつつある今、わたしたちは環境の問題をいかに考えればよいのか。西行・慈円・熊沢蕃山の思想に改めて評価を与え、「空間の豊かさ」の本質を問い直すとともにそこから導き出されるアイデアを現代に活かす道を探る。混迷深い環境問題への示唆に富んだ提言の書。
目次
- 第1章 「空間の豊かさ」
- 第2章 空間の解釈と風景の創造—西行
- 第3章 闇と静寂の風景
- 第4章 「ローカルであること」と「グローバルであること」—慈円
- 第5章 環境土木の哲学—熊沢蕃山
- 第6章 山川草木国土論
- 第7章 原生自然と空間の履歴
- 第8章 空間を貧しくするもの—物神化と概念化
- 第9章 ソフトな社会資本としての地名・住居表示
- 第10章 社会資本の整備と空間の思想
「BOOKデータベース」 より