中国のグロテスク・リアリズム
著者
書誌事項
中国のグロテスク・リアリズム
(中公文庫)
中央公論新社, 1999.12
- タイトル読み
-
チュウゴク ノ グロテスク リアリズム
大学図書館所蔵 件 / 全15件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
参考文献: p307-308
内容説明・目次
内容説明
中国明末、馮夢龍に編まれた短篇小説集「三言」。漢魏にまで遡って同系の作品の文献的考証を試み、そのエンターテインメント文学の笑いの精神を抽出した斬新な小説論。猥褻でグロテスクな殺人、不倫、おかしな恋、字謎(ヅーミー)の言語遊戯、異界仙界の話など抱腹絶倒のテーマは民衆の過剰エネルギーを吸収し、わが江戸の「読本」に強い影響を及ぼす。
目次
- 犯罪の視角(ミステリの構図;悪漢の話 ほか)
- エンターテインメントの快楽(おかしな、おかしな恋物語;変装の話 ほか)
- 異界への志向(仙人の話;異界の話 ほか)
- 排除の構造(妓女の話;続・妓女の話 ほか)
「BOOKデータベース」 より